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日本発の老舗スニーカーブランド「ムーンスター」が“コミュニティーブランド”へと進化
WWD JAPAN 2020/07/03福岡県久留米市発のムーンスター(MOONSTAR)は、147年の歴史を持つ老舗シューズメーカーだ。子ども靴や上履きをはじめとするスクールシューズ、スニーカー、ウオーキングシューズ、ワークシューズ、婦人靴、紳士靴など幅広いカテゴリーのシューズを手掛ける同社が大切にするのは、“使われてこそ 価値のあるものづくり”という思い。
6月27日には、自社のモノ作りの哲学を体現した旗艦店「オルソー ムーンスター(ALSO MOONSTAR)」を福岡市・薬院にオープンしたと同時に、作り手と使い手をつなぐオウンドメディア「インユース(In use)」を公開した。創業150周年を前に、リアルとデジタルの両軸で“人、地域、文化とつながるコミュニティーブランド”を目指すブランドのルーツと魅力を探る。
様々な物の製造拠点を海外に移転してきた日本は、Withコロナの時代に物流や人の移動が容易でなくなったときに、国内でのモノづくりの脆弱さに直面しています。純国産のスニーカーを作るメーカーも国内にはごくわずかしかありません。その中の一社「ムーンスター」さんが今考えていること。