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アートを学んだことでコンサルスキルが伸びた理由――ビジネスとアートの接点とは
Creator Zine 2020/07/07本連載のテーマは「ビジネス×アート」。コンサルティング会社に勤務するかたわら、アートに関するワークショップへの参加、イベント運営などを積極的に行う奥田さんとともに、アートとの関わりを探ります。初回となる今回のテーマは、「実体験をもとにしたビジネスとアートの接点について」がテーマです。
ここ数年、メディアや書籍などでビジネス×アートというテーマが多く取りあげられている。これまでビジネスで進めてきた効率化や合理化の限界が近く、新しいイノベーションのきっかけとして期待されている。実際、アートはこれまでの既存の価値観を破壊し、新しい時代を創ってきた。
美術館で名画を鑑賞することで日々教養力を磨き、デザインシンキングのようなこれまでの論理思考とは違ったアプローチにも取り込んでいるビジネスパーソンもいる一方、多くのビジネスパーソンにとって、中学・高校の美術の授業以降はアートに触れる機会はほとんどないように思う。美術系の学校を卒業したクリエイターにとって、アートとビジネスの関係をイメージすることは難しいことではないかもしれないが、そういった人たちもひと握りに過ぎないだろう。
アート思考が、ビジネスにどう活かせるか。そのヒントになる記事。 「アーティストと一般人の大きな違いはなにか。それは観察力。アーティストは観察を通して、ほかの人は気づかないことを気づく力を持っている」「アーティストのようにビジネスを考える、ビジネスパーソンのようにアートを考える」(本文引用)この視点の切り替えが大切ですね。