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コロナ禍でパリ在住13年のデザイナーが感じた「生き残る術はD2Cしかあり得えません」
WWD ジャパン 2020/07/07パリでラグジュアリーランニングウエアブランド「サティスファイ(SATISFY)」のチーフ・テクニカル・オフィサーとして活動する塩見孝太郎さんは、新型コロナウイルス感染拡大でファッション業界にも影響が広がる中、自身のブランドの大きな方向転換を決断した。コロナとどう向き合い、危機をどう乗り越えようとしたのか。パリでのブランディングに加え、グローバルに働くことの意義と醍醐味、そのリアルな実情を聞いた。「WWDジャパン」7月6日号の海外で奮闘するファッション業界の日本人特集で掲載しきれなかったインタビューを紹介する。
「恐らくコロナショックでパリにアトリエを構えている多くの小規模ブランドは、経営危機に陥る(陥っている)と思います。自転車操業をしている会社ばかりですので、残念ながらつぶれる会社は多いと予想しています。コロナ以前のビジネスモデルは、もはや通用しません。」(本文引用)そこで、重要なことは、「シンプルに“ファンを作って増やす”」こと。ビジネスモデルが多くの業界で変容するとき、私たちは何を考えるのでしょうか。