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宇宙産業の「中の人」が語る、日本版“衛星データビジネス”の可能性と期待【TellusFes 2020】
BUSINESS INSIDER 2020/07/21日本発の衛星データプラットフォームとして2019年2月に本格スタートしたさくらインターネットの「Tellus(テルース)」。衛星データが本格的にビジネス活用される時代に向けて、7月16日に宇宙産業の現役プレーヤーが集うオンラインイベント「2020年宇宙産業の今 – 課題と役割についてステークホルダが語る-」が開催された。日本の衛星データ活用の課題とビジネス展望とは?
ロケット企業の中でも「衛星画像、使っていいの?」まだ高いハードル
「宇宙ビジネス」という言葉の持つ意味は、人工衛星やロケットを開発運用する企業から、衛星が生み出すデータの利用、旅行やエンターテインメントなど多岐にわたる。中でも、通信や地球観測など衛星データの利用(ダウンストリーム)に関連するビジネスが市場の牽引役とされる。
PwCコンサルティングの永金明日見氏によれば、「衛星画像データプラットフォームの(欧州の)市場規模は2020年で4550億円、年成長はプラス14パーセント」と、期待が大きい分野だ。
「衛星データ事業は、インターネットの黎明期に似ている」と言われています。この分野への好奇心を持って、情報をキャッチしていきたいと思います。