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コロナ時代に開幕したバイオ・アート展。「ヒストポリス─絶滅と再生─展」が提示するもの
美術手帖 2020/07/212018年にバイオ・アートの最新形を紹介する企画展「2018年のフランケンシュタイン」が開催されたGYRE GALLERYで、その続編となる展覧会「ヒストポリス─絶滅と再生─展」が開催されている。
表参道のGYRE GALLERYで2018年に開催され、話題を集めたバイオ・アートの展覧会「2018年のフランケンシュタイン」。その続編となる「ヒストポリス─絶滅と再生─展」が、同じくGYRE GALLERYで行われている。
本展は、GYRE GALLERYとスクールデレック芸術社会学研究所の共同企画で、「人類の絶滅」をテーマとした展覧会。ゲスト・キュレーターは、「2018年のフランケンシュタイン」のキュレーションも担当した髙橋洋介(金沢21世紀美術館)が務め、飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長/GYRE GALLERYディレクター)が監修している。
「パンデミックに起因する人間の絶滅の危機や、科学技術がはらむ危険性に向き合うことを試み」(本文引用)アーティストのこうした視点は、私たちが生きる社会に対する「問い」として受け止めたとき、その作品から何を考える必要があるのか。