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事前トレーニングなしでより自然に会話できる新AI言語モデル「LaMDA」をグーグルが発表
TechCrunch 2021/05/21AIシステムは、相手の言葉を認識して反応するようになったとはいえ、慎重かつ文字通りに話さないと、簡単に混乱してしまう。Google(グーグル)は、LaMDA(Language Model for Dialogue Applications)と呼ばれる新しい言語モデルの開発に取り組んでいる。このモデルは、誤って形成された一連の検索クエリとしてではなく、会話の内容をより自然な形で把握できるという。
LaMDAは事前のトレーニングなしで、ほとんどの話題について普通に会話ができるよう目指している。同社はデモとして、AIが最初に冥王星のふりをし、次に紙飛行機のふりをするという、かなり奇妙な2つの会話を披露した。
機械学習モデルが惑星(または本人がそう呼ばれることを嫌うであろう準惑星)のふりをすることの有用性はやや限られているが、このデモのポイントは、LaMDAがこのようなランダムなトピックでも、任意の1人称でも、自然に会話を続けられることを示すことだった。