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パーソナライズされた栄養改善アドバイスを提供するZoe、ビッグデータと機械学習で食品に対する身体の反応を予測
TECH CRUNCH 2021/06/27パーソナライズドニュートリション(パーソナライズされた栄養改善アドバイス)のスタートアップ企業Zoe(ゾーイ)がシリーズBラウンドで2000万ドル(約22億円)を調達し、累計調達額が5300万ドル(約58億円)に達した。ちなみに、社名の由来は人名ではなく「生命」を意味するギリシャ語の言葉だ。
今回クローズしたシリーズBラウンドをリードしたのは、2人のノーベル賞受賞者をサイエンスパートナーに擁するとZoeが述べているAhren Innovation Capital(アーレン・イノベーション・キャピタル)だ。加えて、元アメリカンフットボールプレイヤーのEli Manning (イーライ・マニング)氏とOsitadimma “Osi” Umenyiora(オシタディマ(オシ)・ウメニーラ)氏の2人の他、米国ボストンを拠点とするシードファンドのAccomplice(アコンプリス)、ヘルスケアに特化したベンチャーキャピタル企業のTHVC、アーリーステージのスタートアップを支援する欧州系VCのDaphni(ダフニ)が参加した。
Zoeは英国と米国を拠点として2017年に創業したスタートアップなのだが、最初の3年間は自社のサービスや製品について外部に公表せずに活動し、その間、マサチューセッツ総合病院、スタンフォード大学医学部、ハーバード大学 T.H.チャン公衆衛生大学院、ロンドン大学キングス・カレッジの科学者と協力してマイクロバイオームの研究を進めてきた。