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きっかけは「日本の伝統芸術」MITが滑らない靴開発
テレ東ニュース 2020/07/01アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したというこのシューズ。
靴底には、美しい幾何学模様。その特性とは。
靴に力を加えない場合は、靴底は平らな構造ですが、
力を加えて折り曲げると、立体的な構造に変化します。
これがスパイクの役割を果たし、地面との摩擦が増え、滑りにくくなるのだといいます。
2次元の構造から、3次元の構造を生み出すというこの発想、
日本の伝統的な芸術、切り紙(切り絵)に触発されたということです。
「アイディアは、既存の情報の組み合わせ」。私たちが見落としている足元に、たくさんの価値が気づかれずに眠っている可能性があります。それを掘り起こすのは「観察力」と組織を超えて人とつながること。別の視点で物事を観ること。