- Roundup
ブラックホール爆弾から無限のエネルギーを取り出すのは夢じゃない
Newsweek日本版 2020/07/04<ブラックホールに投入したエネルギーが増幅されて戻ってくる、その連鎖反応を利用した爆弾と、それを利用した発電の基礎となる物理現象を裏付ける研究が発表された>
回転するブラックホールは、周囲の時間と空間を引きずりこむほどの巨大な自然の力だ。ブラックホールをなんらかのエネルギー源として利用できないかと考えるのは当然だろう。数理物理学者のロジャー・ペンローズは1969年、まさにそのための方法として、のちに「ペンローズ過程」と呼ばれるようになる理論を提唱した。
人類が100億に到達する社会生活を営むためには、エネルギーや資源の問題や環境負荷の議論は避けて通れない。一方、少子化・高齢化、人口減少を迎える日本は、地球規模の課題の中でどう向き合っていくのか。荒唐無稽なアイディアも一笑にふすのではなく、様々な視点から考えていく必要があります。