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アメリカの美大で学んだこと05:「絵がうまい」より大切なこと
note 2020/07/05突然ですが絵がうまい人ってたくさんいますよね。
SNSなんか見てると、もう全人類が自分より絵が上手いんじゃないかって思えてきて、凹むことさえあります。笑
僕は23歳のド素人として美大に入学したので(うちの学校はポートフォリオ審査や美術スキルのテストは無いので本当に素人でした)、入学時点でのスキルは学校内ではすごく下の方でした。
さて、絵がうまいのはコンセプトアーティストとして働く上で当然大きなアドバンテージになりますが、一番大事なことが「絵がうまいこと」かと聞かれれば、、、どうなんでしょう?
今回は「絵がうまいこと」よりもっと大切なことがあるぞ、と教わった授業の話です。
美術大学や芸術大学では、「物を作る知識や技術」を学んでいると多くの人は考えています。もちろん、その側面はありますが、実際はこの記事にあるように、「一番大事なのは『考えること、意見を伝えること』」(本文引用)です。筆者が、「でもその考えや意見は、しっかりとした技術がないとそもそも伝わらないことも多いです。」と書いている通り、考えることと伝えること、そのために技術を身につけること。こうしたことは生涯にわたって学び続けていくことが必要で、始めるのに遅すぎることはありません。「アートとはこういうものだ」という先入観から離れてみましょう。